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組体操の骨組みをつくるポイント
留意点


越智 敏洋(TOSSいちばん星

最重要留意点は、「一時に一事」である。


今回は5,6年生153名への指導であった。
その全員に指示をするために絶対に意識し、気を付けていかなければならないことは、

一時に一事

であった。

例えば、

座りましょう。

先生の方におへそを向けます。

口を閉じます。

このようにしないと指示が通らない子どもたちがいる。
そのような子どもこそしっかりと技の練習をしていってほしい子どもたちである場合が多い。
教師の指示が下手で、練習不足となることがないように配慮していきたい。

次に

全体指導は一人の教師が行う。

ことを徹底することである。

これをしないと教師が変わるごとに指導がぶれると考えられる。
全体指導以外の教師が気が付いたことがあれば、全体指導の先生にそれらの意見を集約していくということのお願いをしておいた方がよい。

また、

見通しを持つ

ことは重要である。

組体操の場合は、いつから外に出て練習するのか。10人タワーの練習はいつからにするのか。
などといったことを指導が全○時間だからいつ行うということを考える必要がある。
それが抽象的になってしまわないように、きちんと

書き出す

ことをオススメする。

学級が6つも合同で行う組体操である。
大抵の場合は、学級担任が時間に注意していない学級というものがある。
でもその学級を待っていてスタートしては、時間延長は避けられない。
そういう担任に直接言うのは立場上できないこともある。事情がある場合もあるかもしれない。
だから私は次のようにした。

@     時間通りに準備運動を始める。
A     準備体操(アイーダアイダ)の時に次のようにマイクで全体に指示する。

遅れてきてしまった人は、担任の先生の所へ行きましょう。
担任の先生と一緒に準備運動をします。

準備運動に考えられる時間は平均して10分間であった。
この時間中に調整を済ませてしまう。

ほとんどの場合遅れてくるのは特定の学級だったため、その担任の先生が気を付けてくださるようになり、指導の後半に遅れてくることはなくなってきた。


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