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越智敏洋(TOSSいちばん星)
「文字を使った式」の学習が、6年生で行われる。
xやyを使った計算の学習である。
啓林館教科書を使っての実践記録である。
【第1時】 xやyを、問題を繰り返し解く中で、たくさん書かせるように配慮した。
◆第1時
問題文を読ませたあと、既習の学習について確認を行った。
発問1 一本が50円の鉛筆を6本買います。
式に表します。
1本の値段 代金
50円 50×6
発問2 1本が□円の鉛筆を6本買います。
1本の値段 代金
50円 50×6
□円 □×6
発問3 □をxと表すことができます。
式に表します。
1本の値段 代金
50円 50×6
□円 □×6
x円 x×6
発問4 次は、答えを書いていきます。
50×6は何ですか。
1本の値段 代金
50円 50×6=300
□円 □×6
x円 x×6
説明1 □×6。
△とします。
1本の値段 代金
50円 50×6=300
□円 □×6=△
x円 x×6
発問5 x×6は何ですか。
教科書に「y」とある。
1本の値段 代金
50円 50×6=300
□円 □×6=△
x円 x×6=y
説明2 xやyを使って問題を解いていくのが、この単元の勉強です。
◆第1時
発問1 □1のア。
6本の代金を式に表します。
指示1 □1のイ。
x=50のとき。
解きます。
(教師が解き方を示す。)
x=50
x×6
=50×6
=300
y=300
300円
指示2 x=60のとき。
できたら先生の所に持ってきなさい。
正しい形で解けているかを確認する。
○をつけたら、x=70とx=80も解かせる。
説明1 この「x=50」「x=60」を『xの値」と言います。
「y=300」「y=360」を『yの値」と言います。
教えて、言わせる。
発問2 □2の前に先生問題。
「ともやさんは、1枚10円のシールを9枚買います。」
式に表します。
10×9=90
発問3 □2。
シールはいくらですか。
x円です。
x×9
発問4 代金はいくらですか。
y円です。
x×9=y
発問5 イ。
自分で解きなさい。
x=50
x×9
=50×9
=450
y=450
450円